

16ヶ月におよんだ「歌舞伎座さよなら公演」でも上演された、歌舞伎を代表するおなじみの演目の衣裳を展示いたします。金箔塗りの「漁樵の間」には「勧進帳」から豪快な立役の衣裳を、落ち着いた設えの「静水の間」には「藤娘」から華やかな女方の衣裳を配し、見る者を歌舞伎の舞台の世界へと誘います。

漁樵の間
『勧進帳』富樫左衛門の衣裳

静水の間
※写真はイメージです
『藤娘』藤の精の衣裳
会場では歌舞伎座の「花道」を再現。歌舞伎座で実際に使用され多くの歌舞伎俳優が通ってきた踏み板の感触を実際に体感することができます。このエリアは記念写真も可能です。また、演目に臨場感を出す楽器「鳴物」の一部は、実際に触れて音を出す体験ができ、今まで歌舞伎の敷居を高く感じていた方でも、気軽に楽しんでいただけます。

歌舞伎座で実際に使われていた
踏み板で再現する「花道」

風や波の音を実際に出せる
体験コーナー
本展では歌舞伎座の歴史を紹介するとともに、大間で時を刻んできた柱時計や、登録有形文化財にもなった歌舞伎座の鬼瓦など、貴重な品々を展示いたします。着到板や通用口階段の大提灯など、“関係者だけが見ることの出来た品々”もお見逃しなく。
また、日本画家、荒木十畝の四季の花鳥画や黒漆の螺鈿細工など、重厚な「黒」が目をひく「十畝の間」には、歌舞伎座大間の「赤絨毯」を敷くなど、歌舞伎座 所縁の品と文化財「百段階段」との融合も、みどころのひとつです。

大間で時を刻んできた柱時計

鬼瓦

通用口階段の大提灯

歌舞伎座さよなら公演 御名残四月大歌舞伎の着到板


天井画や欄間の黒が美しい十畝の間には歌舞伎座大間の赤絨毯が。艶やかな色のコントラストも必見。