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2009年6月29日 アーカイブ

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目黒雅叙園の歴史シリーズ<螺鈿細工が美しい個室「竹坡」>

2009年06月29日

目黒雅叙園のアトリウムガーデンに佇む「日本料理 渡風亭」。

緑と川のせせらぎに包まれた、茅葺屋根が印象的な料亭の個室には、
螺鈿細工や組子障子など、隅々まで手の込んだ日本の伝統芸術が息づいています。


 


今回ご紹介するのは、その個室のひとつ「竹坡」。

訪れた人を圧倒させるほどの螺鈿細工が天井や壁に施され、
その漆黒が上質な空間を創り出している重厚なお部屋です。


 


貝と漆を使う「螺鈿細工」は、旧・目黒雅叙園にも多く使われていました。

あまりにも大量の貝を集めたので、「貝の相場が上がった」と言われるほど!
また、日本の年間使用量の約2倍もの漆を使用して、目黒雅叙園の螺鈿細工は造られました。

ちなみに「竹坡」の螺鈿細工はすべて、日本画家「尾竹竹坡(おたけ・ちくは)」原図によるもの。
松や竹、梅、鶴など、お慶びの場として愛されてきた目黒雅叙園ならではの絵柄が描かれていますね。

目黒雅叙園では、今もなお螺鈿細工が随所に施され、創業当時の趣を漂わせています。